業者の見抜き方を少々

他にも出会い系サイトの体験談を紹介しているサイトやブログって結構ありますよね。中にはブログ形式にしていて、コメントを受け付けていて、悩める男性達からの質問に丁寧に応えている紳士な方もいまして、ちょっとだけ感動しました。

しかしですね、質問の内容がマジかよ。と個人的に思えてしまったレベルがあったのも事実です。例えばですが、メールのやり取りを始めたら、初回だけ2万円とか言われたのですが、これは業者でしょうか？とか聞いている状態です。ご飯代やホテル代位は持って頂けたら嬉しいです。とかのレベルならともかく、セックスするのに2万円を払え。と言っているのだから、業者ですか？と質問をしている事自体が個人的には驚きです。

ちょっと業者。と言う事について紹介をしますが、業者と言っても様々な業者があります。まず一つはアドレス収集業者です。これは個人的に、利用してきたサイトの中で言えば、ワクワクメールが一番多かったと思います。アドレス収集業者としても、効率良く集めたいので、会員数が非常に多いサイトで行った方が効率が良い。と言う事ですね。

で、このアドレス収集業者の見抜き方ですが、これは届いたメールをちゃんと確認をしてみれば、すぐに違和感を感じると思います。ケースとしては、基本的には女性の方からメールを男性に送って来るケースがこの手の業者の常套手段となりますが、基本的にはコピーペーストで大量にまとめて複数の男性にメールを行っています。その為、メール内に、登録しているハンドルネームが記載をされていない事がほとんどです。

もう少し足しておきますと、初回のメールの時点でアドレスを聞いてきます。それをふんわりと交わして見て、質問を一つ二つ、サイト内のメールで返して見れば良いんです。アドレス収集業者と言うのは、端的に言いますと、アドレスを集めて、名簿屋などに売る事が目的になりますが、携帯のメールアドレスであっても、男性であれば概ねですが、一つのアドレスはせいぜい数百円もしません。つまり大量にメールアドレスを集めないといけないので、個別にメールの対応をしていては、儲けが出せなくなるんですね。その為、画一的なメールの中身に終始します。

質問をしても、質問の返答が来たメールに一切書かれていない。こちらの登録をしているハンドルネームが、一切メール内にて記載をされていない。こうした点がアドレス収集業者を見抜くポイントになるのかな。と思います。どうでしょうか？思っていたよりも簡単だと思います。出会い系サイトでは中々女性にメールをしても、返事を貰う事は難しいです。その為、女性からメールが送られて来たら、ついつい浮足立ってしまう事も多いと思いますが、一呼吸入れるのが良いでしょう。

ちなみにですが、ワクワクメールの場合は、こうしたアドレス収集業者については、非常に厳しく取り締まりをしているので、2時間程度放っておくだけで、サイト運営者側のパトロールが察知をして、そのメールを送ってくれた主が強制退会となり、すぐに居なくなりますので、単純に2時間程度の時間をおいておくだけで、何事もなくなってしまいますので、あまり過敏に意識をする必要もないのかな。と思います。

次に、サイト運営者側も取り締まらない、売春系になります。これは前述をした様に、初回だけ。とか言いだす物も含めて、非常にシンプルだと思います。ほ別苺とかの暗号と言う程ではないですが、こうした用語も使用をしてきます。ちなみに、これはホテル代とは別に1.5万円を下さい。と言う意味になります。二万円の場合には荷と言う漢字を使用するケースもありますね。

それ以外の用語としては、かなり分かりやすいのですが、【割り切り】と言う用語を使用してきます。むかーしむかしは、割り切り。と言うのは、感情を割り切って、セックスをしましょう。と言う意味合いで使われていたのですが、いつのまにか、割り切り＝売春募集で金下さい。と言う意味になっていました。この手の売春の場合には細かく分けて3つの分類に分ける事が出来ます。

最初の一つは、一応は素人の女性で、お店に在籍をしておらず、出会い系サイトで無料広告として投稿をして、客を集める売春婦パターンです。まー、余程の確率がない限り、今夜が始めての売春です。と言う事もないと思いますので、果たして素人と言う言葉が適切なのかどうかが分からないのですが、一応は括りとしては素人になると思います。

次に、お店に在籍をしている女性のパターンになります。大概はこのケースの場合では、デリヘルと一体化をしているケースが多いと思います。本来デリヘルと言うのは、デリバリーヘルスの略称な訳ですし、場所によっては交通費無料で呼べるのですが、お店側が少しでも経費の節約をしたい。と言う思惑があるので、お店側としても女性に対して出会い系での営業を推奨している形となります。この場合、デリヘルに在籍をしている癖して、移動を拒否します。

このデリヘル在籍業者のパターンとしては、概ねが風俗エリア街での募集となります。東京で言えば大塚・巣鴨・鶯谷辺りがデリヘルのメッカとなっています。すでにサイトを利用している人であれば、この地域の女性の書き込みの大半が売春の募集だと言う事が分かると思います。これと同様のタイプでデリヘルではないホテヘルの場合には、池袋・渋谷・新宿が隆盛を極めています。このエリアの場合には、デリヘルも混在しています。どちらしても、お店に在籍をしているケースの女性が大半と考えても良いと思います。

もう一つが、援デリと言われている業者になります。この言葉は聞いた事があるけど、実態は良く分からない。と言う人が多いと思いますが、要するに素人として売春をしていた女性を集めて、車とか客を手配しているケースです。デリヘルにせよ、ホテヘルにせよ、基本的には事務所を設けているケースが多いので、いざ何か問題を起こした場合には、すぐには移動を出来ません。営業活動として、不評が伝わればお店への悪影響もある為、女性の教育にはそれなりに力を入れていますが、この援デリはかんばんを掲げずに行っているケースが大半となる為、お店の評判を意識する事もないので、一番トラブルが多いケースになります。

このトラブルと言うのは、ざっくりと言えば男性側にも当然起こりえますし、女性側にも起こりえる事になります。具体的には実話ナックルズの系だったり、そうしたアングラ系の漫画なり、本を読んで見て下さい。まーそこそこ悲惨な感じの状態かな。と個人的には思います。

それ以外の業者となると、早々お目に掛らないのですが、一応存在しているのが、乱交パーティー系の業者になります。これも結局は風俗の一つとなっていて、参加費として3万円以上位からが相場となっています。一応の言い分としては広めのホテルを取るから。と言う事が名目となっていますが、男性3人、女性3人の6人のホテルを取るのに、9万円もホテル代が掛る訳がないですね。ヒルトンとかなら別でしょうが。

もちろん、お店に勤務している女性達が相手となり、払ったプレイ代は女性と主催者サイドの人間にお金が周り、ホテル代なんてせいぜい1万円程度になりますが、最悪な場合は、ホテル代は別料金として徴収をされる事になります。

最後となりますが、非常に大事なポイントを記載させて頂きます。これは見分けるのが難しい。と言いますが、業者と言う言葉のイメージとは違うのですが、キャッシュバック狙いの女性が存在している。と言う問題です。出会い系サイトは男性がポイントを購入する事で、売上を上げている。と言う構造になります。その為、出会い系サイトを運営している側としましては、少しでもポイントを消費してもらいたい。と言うのが当たり前ですが、大事な点になります。いわゆる、『さくら』を会社として雇って男性に無駄にポイントを消費させる。と言う事が以前には横行をしていましたし、実際に知名度の低い出会い系サイトの場合には、今でもそうした『さくら』を雇っているケースも多々あると思います。その為、知名度が極端に低い様な出会い系サイト自体を個人的には推奨する気持ちがありません。

逆にある程度、規模の大きい知名度の高い出会い系サイトになりますと、こうした『さくら』を雇うと、メリットよりもデメリットの方が大きくなります。今では法律としても『さくら』を雇っているのがばれた場合には、法律的な制裁もありますし、何よりも、せっかく積み上げてきた、サイト内に『さくら』が居ない。と言うイメージが潰れてしまい、途端に男性会員が逃亡をしてしまい、売上が激減してしまう方が怖いからです。しかしながら、それなりに規模の多い出会い系サイト内でも、女性に対してキャッシュバックを行っているサイトはあります。これは具体的に言うと、男性にメールを出して、返事を貰うとキャッシュバックを受ける。と言う仕組みになります。概ねですが、多くの出会い系サイトでは、男性が女性にメールを送るのに掛る費用は50円位になると思います。そのうちの10円を女性にキャッシュバックする仕組みです。

こうしたキャッシュバック狙いの女性（女性ではない可能性もあります。）の特長と言うのは、メールのやり取りが非常に短文。と言う事が言えます。とにかくメールの送信を男性側にさせたい。かつ、複数の男性と効率良くメールのやり取りをする為に、一人ひとりの男性に対して、メールを打つ時間を短縮させる為に、必然的に短文中心となるのです。もう一つのキャッシュバック狙いの女性の特長としては、絶対にアドレス交換を応じない。と言うのがあります。正直、短文だけど、自然と出会い系サイトを利用している女性であれば、概ねですが、アドレス交換には応じてくれます。ざっくりとした目安ですが、10回位のメールのやり取りをしておけば、概ねの女性が応じてくれると思います。これはあくまでも、私の経験則なのでやり取りの回数には、バラツキもあると思いますが、短文であれども、きちんと質問に答えてくれている女性であれば、アドレス収集目的の業者である可能性もかなり低いです。

稀にですが、それなりの文章量でメールのやり取りをしてくれている女性であっても、メールアドレスの交換には抵抗を示して、絶対にしてくれない女性も居ます。もうこうした女性の場合には、キャッシュバック狙いの女性だった。と割り切って、切り捨てる位の気持ちを持っておいた方が、精神衛生上、非常に大事なポイントになると思います。せっかくメールのやり取りをしているのに、もったいない。と言う気持ちも強いと思いますが、アドレス交換に応じてくれない女性と、私は個人的にですが、お会い出来た記憶がありません。いざ、指定した場所に行ってみても誰も居ない。時間になってサイトをチェックをしてみたら、該当女性が居なくなっている。と言う事もありました。その為、私はアドレスを交換してくれない女性であれば、自宅近くの場所でしか、待ち合わせの指定をした事がありません。どうせ居ないんだろうな。位の気持ちで待ち合わせを設定しておいて、帰りに食料品を買って帰る。位でした。

このキャッシュバック狙いの女性。と言うのは、完全にテンプレート化されている訳ではないので、見分けるのが少し難しいですし、私自身も確たる証拠を持って、切り捨てた事はないです。ポイントとしては、短文のメール中心でかつ、10回程度のメールのやり取りをしても、メールアドレスの交換に応じてくれない女性。と言うのが、基本的には該当する可能性が高い。と言う具合に考えて貰えれば。と思います。ちなみに、女性が男性とのアドレス交換に応じる目安としてですが、しっかりと男性側の情報を伝える事が大事です。具体的な会社名まで教える必要もないですし、本名を教える必要もないと思いますが、どう言った感じの仕事を普段していて、どんな生活スタイルなのか、ぼんやりとですが、相手の女性に対して、男性の人間像を思い浮かんで貰えるレベルの情報は教えておいた方が良いでしょう。

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